コトバデザインは自然言語処理に優れた能力を持つエンジニアや複数の専門分野をもつフルスタックエンジニア、体験設計を担うUXデザイナーなど多様な能力を持ったメンバーで構成されています。
“Dance until it rains.” 対話インタフェースでヒトと機械が豊かにする世界をともに創造してみませんか。
取締役会長CEO
栄藤 稔
コトバデザインの会長ですが、大阪大学の教授もやっています。3年毎にやることが変わる技術屋。学生時代はZ80で並列コンピュータを試作する計算機研究。パナソニック就職と共にデジタルビデオの試作。3年後ATRに出向。役に立たない非単調推論、知識構造表現を研究。ATRから大学に行き、パターン認識研究を2年し、学位取得。パナソニックに戻りMPEG標準化のリーダー。2000年にドコモに転じ、モバイルマルチメディアを担当。そのときAppleと組んで定めたファイル形式がMP-4。自称iPodの外祖父。2002年末にシリコンバレーに赴任しスタートアップ文化にどっぷり浸かる。2005年に日本に戻り、分散音声認識を商用化。2007年にデータマイニングを立ち上げ、並列分散ペタバイトデータベースを構築。自然言語処理応用をデータ量と並列計算システムで解決するアプローチを実践し、「しゃべってコンシェル」で具現化。2012年6月より、NTTドコモ執行役員。投資業務やドコモのサービスプラットフォームの“クラウド化”と“データ解析による最適化(AI)”を推進。2017年6月ドコモの役員を退任し、7月より大阪大学先導的学際研究機構教授就任。大阪大学からは3つの兼業を許可されマルチで活動中。(株)コトバデザイン会長、科学技術振興機構(CREST)で人工知能領域の研究総括を兼務。
代表取締役社長COO
古谷 利昭
大企業で15年、その後15年複数のベンチャー企業の経営に携わり現在に至っています。
ここ数年、多様な分野で本当に使える優れたクラウドサービスや社内ツールが多く出現してきておりユーザーが体験できる世界は大きく広がりました。その中で自然言語インターフェースのツールも多く出現し、驚異的な速度で高度化していますが「本気で使える」と言えるサービスやツールは、まだ道半ばであると考えています。
この「本気で使える」を実現したい。
他のインターフェース手法だけでは到達できない、言語だからこそ、または言語を組み合わせるからこそ、到達できる知識の獲得や便利さを提供できるプロダクトとサービスを実現したい。このような思いをメンバーと共有しつつ、ダイナミックに活動しています。
取締役CFO
嶋田 和子
2000年スタートアップに入社、経理責任者としてIPOに携わりマザーズ上場を経験しました。その後グループ経営管理、事業部運営等に関わりコトバデザインに参加.。
取締役CTO
⼟⽥ 正明
2018年4月から株式会社コトバデザイン。2005年4月に日本電気株式会社に入社し、2017年5月まで、自然言語処理を中心とした研究開発とテキストデータ活用を中心としたデータ分析事業の企画・推進・人材育成に従事。2009年4月から2011年3月まで情報通信研究機構に専門研究員として出向、2016年11月から2017年5月まで産業技術総合研究所にプロジェクトマネージャーとして部分出向。2017年6月から2018年3月まで、株式会社ディー・エヌ・エーで自然言語処理技術の研究開発、技術コンサルティングに従事。2008年に人工知能学会第22回全国大会優秀賞、2016年に情報処理学会2015年度喜安記念業績賞を受賞。博士(工学)。
取締役CTA
後藤 和貴
筑波大学第三学群情報学類卒業後、日本オラクル入社。データベース関連製品のカスタマーサポートから、本社Oracle Corporation転籍後はウェブ関連製品の開発に携わる。その後Web制作会社のビジネス・アーキテクツでは、技術チーム立ち上げから各プロジェクトでのディレクション役務を経験後、取締役として経営にも参画。
フリーランスのテクニカルディレクターとして活動中の2009年にAWS(Amazon Web Services)に出会い、アイレット株式会社にてAWSの構築/保守運用サービスcloudpack事業立ち上げ。日本へAWSを広めるべくコミュニティ活動などを通じてエバンジェリストとして活動しながら、事業の成長に貢献。マーケティング部門、デザイン部門、動画配信サービス部門の責任者。
もうすぐ当たり前になる技術で人々の生活をもっと便利にしたいという思いから、コトバデザインへ参画。よりインテリジェントで、よりやさしい対話エージェントとその仕組みを支えるバックエンドシステムの開発のために努力していきたい。
プリンシパルエンジニア
⽊村 敏宏
2018年7月株式会社コトバデザインに入社。
映像と音声を取り扱った開発を得意とし、幅広い知識と経験を活かし対話システムの基幹開発を担当。
以前の経歴としては、2001年に動画配信機器の開発に従事。LSI設計からHW設計を行い、その後、OSのポーティングやデバイスドライバ開発などハードウェア開発からソフトウェア開発にシフト。
また2003年には3Dグラフィックアクセラレータのデバイスドライバ、OpenGL層の開発に従事。その後、音声認識事業を立ち上げ、通信プロトコル設計から携帯端末への組み込みを実施、並行して音声合成エンジンを開発。これらの応用で音声認識、音声合成を用いた音声対話システムの開発を経験している。
「想像したことは実現できる」というポリシーで開発と向き合い、日々研究を繰り返す中で想像を膨らましながらモノ作りに勤しでいる。
プリンシパルソリューションアーキテクト
山上 勝義
京都大学工学部大学院卒業後、パナソニック株式会社に入社。自然言語処理、音声インターフェースを中心に知能情報処理技術の研究開発に従事。音声インターフェースの研究開発成果をコンシューマー向け情報機器(ワードプロセッサ、カーナビゲーション、携帯電話)に搭載するなど製品化に携わる。2014年から対話システムの研究開発に着手し、料理レシピを探す対話システムのプロトタイプ開発・公開を経て、研究開発成果を2018年のFAQチャットボットサービスとして製品化。
2017年から約2年間、産業技術総合研究所へ出向し、知識ベースに基づくユーザ意図理解に向けた対話システムの研究に従事し、2019年2月から株式会社コトバデザインに入社。対話エージェントの開発を通じて、ユーザの多様なニーズとサービス提供者の意図をつなげるソリューションを実現していきたい。
プリンシパルリサーチャー
松田 繁樹
2003 年北陸先端科学技術大学院大学博士後期課程修了。2003年4月より、 株式会社国際電気通信基礎技術研究所音声コミュニケーション研究所研究員。2009年4月より、独立行政法人情報通信研究機構研究員。 2014年4月より、 株式会社ATR-Trek 先進技術開発部 課長。2019年2月より、 株式会社コトバデザイン。 博士(情報)
音声翻訳、 音声認識、音声信号処理、深層学習に関する研究開発に従事。
電子情報通信学会、 情報処理学会、日本音響学会各会員。
2010 年 4 月文部科学大臣表彰受賞。